スキルアップができる、収入が安定する、待遇が良くなることなどは、介護士が正社員として働く魅力です。介護士は、正社員として働きながら介護スキルを向上させるための施設内研修や外部研修を受けることができます。介護福祉士などの資格取得のために、勉強会に参加することもできます。
初めは無資格で介護士になったとしても、資格や経験を積み、施設長やサービス提供責任としてキャリアアップできる可能性もあります。介護業界には、介護士のスキルアップをサポートする制度を設けている施設も少くありません。
正社員で働くことによるメリットは、安定した収入が得られる点です。なぜなら、月給制の会社が多く、厚生年金や社会保険にも加入することができるからです。また、収入が安定していると、ライフプランを立てやすくなる点も魅力です。大きな買い物である家や車を購入するタイミングや、養育費にどのくらいかけられるかについても計画を立てやすくなります。
介護士が正社員として働くと、賞与や定期昇給など給料以外にも金銭面で得をします。同じ時間アルバイトやパートで働くよりも、正社員登用を利用することでトータルの支給額が増えるようになります。賞与は企業によっても異なりますが、おおよそ月給の1ヶ月分から3ヶ月分の金額を貰うことができます。
資格手当や賞与についても、職場によって異なります。企業独自の福利厚生を用意している企業もあります。具体的には、インフルエンザ予防接種代金を負担してくれる、医薬品を割引販売してくれるなどです。このあたりが気になる人は就職前によく調べておくと良いでしょう。